ルチア祭の思い出

ルチア祭の思い出

12月13日はルチア祭。

子供の頃のスウェーデンでのクリスマスの思い出の一つです。

 

僕は4歳の時にスウェーデンに移り住みました。

母親がスウェーデン人と再婚し訳も分からずスウェーデンに住む事になったのです。

そして義父の両親、僕にとって義理のおじいちゃんとおばあちゃんに実の孫のように可愛がってもらいクリスマスの思い出も4歳まで日本で育った僕としては特別の思い出が沢山出来ました。

初めてのクリスマスでは、おばあちゃんが大きいクリスマスツリーを飾りツリーの下には沢山のプレゼントを僕の為に用意してくれた光景は今でも忘れられません。

ルチア祭の話に戻りますがホームページでも載せている画像ですが5歳の時にルチア祭の男の子の三角帽子の『星の少年』に扮しました。

ルチア祭は女の子が主役で『聖女ルチア』に扮する蝋燭の冠を被った女の子を中心に『星の少年』や赤い衣装の『トムテ』に扮した男の子が集まり歌を歌いながら歩きます。

歌は有名な『サンタルチア』です。

僕が幼少期、スウェーデンで過ごした1970年代はスウェーデンには全国で日本人は約600人しかいなくて日本人以外の外人もすごく少なかったです。

まだ難民を受け入れていなかったので外人と言えばお隣のフィンランド人やヨーロッパの人種が多く僕のようなアジア人は珍しく街を歩いていても『可愛い』『髪の毛触らせて』等沢山の人の人気者になりました(笑)

話はそれましたが当時、外人では『星の少年』は珍しく恐らく僕は日本人でありながらスウェーデン人の家族の中で育ったので与えてもらえた役柄だったと思います。『聖女ルチア』もスウェーデン人の女の子ばかりでした。

現在はスウェーデンも多様性の国で色々な人種が選ばれるようになったようです。

このルチア祭の『星の少年』のコスチュームを義父と買いに行ったのも印象深い思い出の一つです。

画像の表情でも見えると思いますが少し恥ずかしかったのも記憶にあります。

 

子供の頃の写真が義祖母や義父、そして母親と色々な場所に保管されており、その上義祖母や義父は既に亡くなっていますので僕の手元にある写真が非常に少なくお披露目出来る画像が殆どありませんが、これから僕の頭の中の記憶を頼りに北欧の暮らしや行事等の様子をブログで記事にして行きたいな~と密かに考えております。

また思いつきましたらブログに載せたいと思います。

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