コレクション: Annikki Hovisaari
アンニッキ・ホヴィサーリ
Annikki Hovisaari/アンニッキ・ホヴィサーリ(1918-2004年)は20世紀フィンランドを代表する女性陶芸家の一人です。
ヘルシンキ中央工芸デザイン学校で陶芸を学び、その後アラビアの工芸部門で働き始めました。Olga Osol/オルガ・オソルに師事し、テーブルウェアのデザインや絵付けなどに従事しつつ、ロクロを使っての一点ものの作品も制作しました。
1962年にイタリアで開催された国際コンテストで一等を受賞したことが評価され、1963年より芸術部門の作家として1975年まで活躍しました。芸術部門では、粗いシャモットなど土の素材感が強く感じられる作品を多く残しました。また、ターコイズブルーを使った作風が多く見られるのも彼女の特徴です。