コレクション: Hilkka-Liisa Ahola
ヒルッカ-リーサ・アホラ
Hilkka-Liisa Ahola/ヒルッカ-リーサ・アホラ(1920-2009)フィンランドの陶芸家です。
アアルト芸術科学大学で学んだ後、1936 年から1941 年にかけて、アラビアで研修生として働きました。その後、1947 年から 1968 年まではオルガ・オソルが率いるアラビアの美術産業部門でモデルと装飾をデザインしました。
彼女の代表作は1958年に発表されたKukkaシリーズです(Kukka/クッカとは花のこと)。このシリーズは、花瓶、ティーポット、壁掛けなどで構成されており、頑丈なフォルムに白釉を施し、手描きの花模様が描かれています。アホラ自身のほか、ウラ・プロコッペやアンニッキ・ホヴィサーリがデコレーションを行っています。
1968 年アホラは、イタリアのファエンツァで開催された国際陶芸ビエンナーレでグランプリを受賞します。この成功により、彼女はアラビアのアート部門に異動しました。そこで彼女ははさまざまな技法を組み合わせたトレイとタイルのデザインを行いました。1975年までARABIAで働きました。