コレクション: Kay Bojesen
カイ・ボイスン

Kay Bojesen/カイ・ボイスン(1886-1958)は、デンマークの銀細工師およびデザイナーです。

銀細工の見習いなどを経て、20歳から4年間Georg Jensen(デンマークの銀製品製造会社でのちにROYAL COPENHAGENに買収)で働いたのち、コペンハーゲンで銀細工師としての道を歩み始め、銀細工の名人として知られるようになりました。

途中、ビング・オー・グレンダールの芸術管理の仕事などをしたあと、1933年に自分の名前を冠した銀製品、木製品、おもちゃの会社を立ち上げました。

もともと銀細工師ですが、Monkey(サル)、Elephant(ゾウ)などの木製玩具が有名になり、“美術工芸のパイオニア”としての地位を確立しました。これらの木製品は生産数が少ないため、コレクターの間で人気があります。

会社としてのKay Bojesenは現在もカトラリー類を販売しています。デンマークの王室御用達として使用されているほか、北欧をはじめ世界各国で多くの人々に愛され続けています。